山登り 北アルプス【立山縦走・剱岳・大日三山縦走】テン泊(単独)

恒例のアルプス山行。
今年は立山縦走から剱岳、大日三山で3日間で出撃しました。
【1日目】
1番バスで室堂に到着したのはいいが、生憎の天気。
雨・ガス・爆風のためしばらくバスターミナルで様子を見ていたが一向に状況は良くならない。
時間だけが無駄に過ぎていく。
本来なら室堂山、浄土山を経由して一の越へ行く予定をしていたが、時間を浪費してしまったので急遽予定を変更し一の越へ向かう事に。
一の越山荘手前の雪渓まではほぼコンクリートなどで整備されたハイキング道でしたが「雨・ガス・爆風」で寒かった。
一の越山荘へたまらず非難、暖かいコーヒーで一休み。
しかし状況は一向に良くならず、室堂へ引き返す方たちも大勢いました。
ここでも時間を多く使ってしまい、気持ちが焦ります。
NHKの百名山という番組でガイドをされていた方に偶然会い、雄山への状況をお尋ねしたところ、「無理はしてはいけないですがゆっくりルートを確認しながら登れば登れなくもありません。」という事なので再スタート。
確かに爆風で顔に当たる雨が痛い、ある意味凶器のようです。
まぁ、何とか無事雄山へ到着し、神社社務所でお札を購入。
その後、すぐ大汝山、富士の折立、真砂岳、別山南峰、別山北峰を経由し、本日の幕営地の剱澤キャンプ場へ。
別山あたりから雨は一時的に上がってくれたので気分的に楽になりましたが、相変わらずガスガスです。
何度もルートを確認しながらの歩行、目印を見落として引き返すこともあり必要以上に疲れました。
予定を変更し待機時間も多かった分、時間が読みづらかったのでキャンプ場が見えた時はホッとしました。
テントを張り終え、剱沢小屋で買い物を済ませた後、夜中まで雨と強風でした。

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【二日目】
夜中まで激しく雨がテントのフライシートを叩き、その後雨から風に変わり大きくテントが揺れる状態が続いたが3時半に起きるとすっかりおさまっていました。
慌てて食事を済ませ、4時に剣沢キャンプ場を剣山荘に向け出発。
途中、ヘッデンの電池が無くなり剣山荘までの道程でかなりの時間を無駄にしてしまった。
剣山荘で電池を購入し、4時50分頃にいよいよ劔岳ヘ向け再出発。
一服劔に着く頃にはすっかり明るくなり、正面には双耳峰で有名な鹿島槍ヶ岳がはっきりと見えています。

数年前に鹿島槍ヶ岳から劔岳を眺めたのを思い出しました。
あの時は2日目が雨だったなぁ。
そう言えば、昨年も初日が雨だった・・・。

劔岳へのルートはクサリ場とザレた足場が多く神経を使いますが慎重に進めばそれほど難しくはありませんでした。
有名な「カニのたてばい」はクサリと足場がしっかりとありますし、降りの難所「カニのよこばい」も足の置き場に赤のマーキングがしてあるので心配するほどのこともありませんでした。

「カニのたてばい」を過ぎて少し登ると山頂に到着します。
殆ど雲もなく、遠くに富士山まで見渡せる絶好の登山日より。
昨日の天気がウソのような感じです。
山頂で暫く景色を堪能し、他の登山客も増えてきたので後ろ髪を引かれる思いで剱沢キャンプ場ヘ向け出発。
降りで気をつけるのは、ザレたところで落石させないようにすることでした。
万一、自分が落石を起こして他の方に怪我でもさせてしまえば大変なことになってしまいますので集中力を切らないよう精神的な踏ん張りが必要でした。
体力的にはほとんど空身なので若干余裕がありましたが、出発前は急いでいた為、行動食を持たずにきてしまっていて空腹との闘いでした。
しっかり準備したはずが...なんと言う失態。
急いで剣沢小屋まで戻り焼きそばとビールで祝盃としホッと一息です。
その後、テン場へ戻り、テントを撤収して、雷鳥沢キャンプ場へ出発。
雷鳥沢キャンプ場へは、剱御前小舎を経由し雷鳥沢を降ります。
雷鳥沢キャンプ場のすぐ近くには「雷鳥沢ヒュッテ」などがあり、温泉に入ることもできるのでテントを立てた後にゆっくり汗をあがさせて頂きました。
またこの日は、立山フェスティバルという催しがあり、キャンプ場はカラフルなテントと人がイッパイ!
嫌な予感は的中で結構夜遅くまで談笑している声が周りに響き渡っていました。
翌日も朝早いのになぁ・・・。

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【3日目】
朝3時に目が覚めた。
今日が今回の2泊3日山行最終日です。
本日の行程は、雷鳥沢キャンプ場から新室堂乗越へ上がり、大日岳への縦走を奥大日岳、中大日岳経由し大日岳を目指します。
大日岳からは称名滝横の大日岳登山口に向けて下山するというルート。
今日も移動距離が結構長いです。
起床後、簡単に朝食を済ませ、テントを撤収していると雨が降り出してきました。
なんとかギリギリ本降りになる前にテントの撤収ができてよかったです。
そしてレインウエアを着込んで4時20分頃に出発。
まだ辺は真っ暗なのでヘッデンの明かりを頼りに登山道の目印を探しながら進みます。
新室堂乗越への登りを歩いていると今回初の雷鳥と遭遇。
人馴れしているのか全く逃げる気配なし。
何度も写真撮影にチャレンジしたが結局うまく取れたのは1枚もなく、雷鳥も愛想を尽かしたのか飛び去って行きました。
新室堂乗越からの稜線は結構細く足場もぬかるんでいるところも多い感じがしました。
歩き始めて約1時間程で雨もやみ奥大日岳につく頃には曇ってはいるもののまずますの天気となっていました。
大日岳へ向かう途中ですれ違った方からの情報ではお昼ごろにはまた雨が降り出す予報とのこと。
そうと分かれば出来るだけ雨が降る前に下山してしまいたいところ。
ルート上には、鎖場や梯子なども何箇所かありましたが全く問題なく通過することができました。
そして無事に奥大日岳・中大日岳・大日岳まで雨に合わず登頂することが出来ました。
大日岳からの下山路は激下りのルートとなり、心配していた雨がまたも降り出してきました。
でも雨が降ったおかげで慎重に降るよう意識を集中したのでペースがゆっくりとなり心配していた膝も痛めることなく何とか無事に登山口まで降りることができました。
そして最後は、ザックをデポして落差350mの「称名滝」を見て帰路につきました。

この3日間で唯一、初日の室堂山・浄土山に登れなかったことが悔やまれますが、怪我もなく無事歩ききれてホッとしました。
忘れ物や装備の点検不備などもありましたが、次回からの山行の教訓として忘れないよう気をつけたいと思います。
以上です。

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【今回の山行行程】
【1日目】
「室堂BT」 標高 2,450m
「雄山」  標高 3,003m
「大汝山」 標高 3,015m
「富士ノ折立」 標高 2,999m
「真砂岳」 標高 2,861m
「別山」 標高 2,874m
「別山北峰」 標高 2,880m
「剱澤テン場」 標高 2,524m

【2日目】
「一服剱」 標高 2,618m
「前剱」  標高 2,813m
「剱岳」 標高 2,999m
「剱御前小舎」 標高 2,760m
「雷鳥沢テン場」標高 2,450m

【3日目】
「奥大日岳」 標高 2,611m
「中大日岳」 標高 2,500m
「大日小屋」 標高 2,450m
「大日岳」  標高 2,501m
「大日平山荘」 標高 1,725m
「大日岳登山道入口」
「称名滝展望台」

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アクアクララ