北岳~農鳥岳 2泊3日テン泊縦走








北岳~農鳥岳 2泊3日テン泊縦走





2016年9月2日【1日目】



毎年恒例この時期のアルプス登山。

今年は南アルプスの主峰 北岳~農鳥岳の3000mオーバーの5山縦走です。

2日の朝、奈良田からのバスに揺られて9:00頃に広河原から入山です。

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初日のルートは、大樺沢~右俣コース~北岳肩の小屋というメジャーなルート。

大樺沢二俣までは良いペースで進めていたのですが、右俣コースに入ったとたんシャリバテ状態で一気にペースダウン。

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この右俣コースは予想していた以上に勾配がきつく小太郎尾根にたどり着くのに一苦労でした。

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小太郎尾根から肩の小屋までは稜線歩きとなり、何とか最後の力を振り絞り15:00頃に肩の小屋へ到着。

いやぁ、疲れました。

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やはり、トレーニング不足では思うように体が動かないですね。

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この日は、ビールで疲れを癒してゆっくりまったりして早々に就寝しました。





2016年9月3日【2日目】



雨が降るだろうと予想していましたが、朝目が覚めた時点では雨は降っていませんでした。

これならなんとかご来光が見れるのではと小屋の前で30分程度待機していましたが、ガスガスで残念ながら見ることができませんでした。

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それどころか、テントもまだかたずけていないこのタイミングで霧雨となり、慌ててテントを撤収。

朝食も殆ど食べることができず、6:30北岳に向けて出発です。

まだ足に力が入らない状態での北岳の上りはかなりきつかった。

日本第二位の「北岳(3193m)」山頂は真っ白でした。

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景色は望めなかったのですが、ブロッケン現象を楽しむことができ何とか記憶に残ることができ一安心。

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続いて目指すは、「中白根山(3055m)」。

ここに向かう途中で、昨日バスと登りで同じになった「スモーカーさん」とばったり。

この後、最終日まで行動を共にすることになる素晴らしい出会いでした。

苦しみながらも何とか「中白根山(3055m)」「間ノ岳(3189m)」をクリアして、農鳥小屋に到着したのが、11:00頃でした。

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本来なら農鳥小屋でテン泊の予定をしていたのですが、いくら声をかけても出てきてくれない「農鳥小屋のオヤジ」。

こたつでラジオを聞いているのはわかっているのですが、なんだか相手にするのが馬鹿らしくなり、強行ではありましたが「大門沢小屋」まで進むことに決定。

そうと決まれば、先を急ぎます。

朝食・昼食も十分とはいえない量なだけに、シャリバテが怖いですが、とにかく踏ん張り「西農鳥岳(3051m)」、「農鳥岳(3025m)」を登頂。

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本日、3000m峰を5座登頂です。

嬉しい!でも景色は真っ白!残念!!

そして大門沢下降点に14:00到着。

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ここから一気に高度を下げていきます。

激下りです。

途中、今回の相棒となって頂きました「スモーカーさん」が筋肉疲労のせいか太ももに力が入らないという症状が出てきてしまい(若干私もですが…)、ペースダウンしながらも着実に小屋に向けて進みます。

途中、ヘリコプターが超低空飛行で私たちの行動を監視しているかのような動きをしていて、ヘリコプターの乗員がロープで河原に降りようというそぶりを見せていました。

何か悪いことでもしたのかなぁと「スモーカーさん」と2人で顔を見合わせたほどです。

後でわかったのですが、私たちよりも1時間半ほど前を歩かれていたご夫婦の旦那さんが滑落してしまったようでその方たちの救助にヘリがきていたようです。

無事に回復されると良いですね。

そんな状況もありつつ、16:30頃 フラフラになりながらも何とか「大門沢小屋」に到着。

かなりの疲労と夜から雨の予報のため、テン泊は諦め小屋泊まりに変更です。

ここの小屋はシャワーが使用できるという事を聞いていたのですが、今年はボイラーが故障しているという事でシャワーはお預け。

汗臭い体で1枚の布団に「スモーカーさん」と朝まで過ごしました。





2016年9月4日【3日目】



昨日は、小屋泊まりにしましたが、さすがに布団1枚におっさん二人は辛いものがあり、少々寝不足気味。

ただ、雨の予報が今日も外れて今のところ天気は良さそうです。

このまま奈良田の駐車場まで何とか雨に合わずに下山できることを祈るばかり。

本日は、6:30頃に「大門沢小屋」を出発します。

昨日の少しムリのある行動が祟ってか、今日も太ももの調子がイマイチです。

とは言え、今日は降りるだけなので時間をゆっくり掛けながら下っていくとします。

朝一、小屋から富士山の頭が見えていました。

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この「大門沢小屋」からの下りコースは、一部道迷いになりやすい所があるので要注意と聞いていたのですが、実際に通ってみるとテープもしっかり巻いているので、夜間は別として日中なら注意して見ていれば迷うことはなさそうです。

注意するべきところは、沢にかかっている木橋ですね。

水で濡れているところなどはよく滑るので、川にダイブしないようご注意ください。

そんな木橋を幾つか渡り、吊り橋も2つほど渡ると登山道も終わりに近づきます。

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登山道が終われば、あとは奈良田の駐車場までひたすら林道と車道をテクテク歩くだけ。

これも地味に疲れるんですよね。



最終は、奈良田温泉「女帝の湯」で3日間の汗を流し、今回の【北岳~農鳥岳 2泊3日テン泊縦走】が終わりました。





今回も送り出してくれた家族・会社の仲間・友人、そして迎えてくれた山に感謝です。



来年は、どこの山にしようかな。

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